浅平村(読み)あさひらむら

日本歴史地名大系 「浅平村」の解説

浅平村
あさひらむら

[現在地名]羽島市福寿町浅平ふくじゆちようあさひら

たけはな村の西に位置する桑原くわばら輪中内の村。「濃州徇行記」に、同村より「田面つゞき本郷村への道通りに民戸東西へ長く建ならべり、農業を専渡世とし」とある。天正一七年(一五八九)一一月、竹鼻などとともに「あさひら」の二四七石余が伊木忠次に宛行われた(同月一四日「浅野長政・石田三成連署所領充行目録」伊木文書)。年未詳六月八日の下間頼龍奉本願寺御印書(円覚寺文書)にも「朝平」とみえる。元和二年(一六一六)の村高領知改帳では稲葉正成(十七条藩)領。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む