日本歴史地名大系 「浅海井浦」の解説 浅海井浦あざむいうら 大分県:南海部郡上浦町浅海井浦[現在地名]上浦町浅海井浦津井(つい)浦の南西、佐伯(さいき)湾の北西に位置。西端に彦(ひこ)岳(六三九・三メートル)があり、集落の背後はその急斜面。彦岳に源を発する暁嵐(ぎようらん)川が海岸近くの絶壁に至り、暁嵐の滝(「豊後国志」には浅海井瀑とみえる)となる。海上に地(じ)の島・沖(おき)の島の二島がある。天正一六年(一五八八)七月二日には佐伯戸穴(ひあな)「あさむい」の五郎衛門尉・彦十郎・大郎四郎・弥八郎・新二郎尉が伊勢神宮に参詣している(「参宮帳写」後藤作四郎文書)。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by