日本歴史地名大系 「上浦町」の解説 上浦町かみうらちよう 愛媛県:越智郡上浦町面積:二一・八九平方キロ大三島の東半部を占める町。島の最北端から広島県竹原(たけはら)市忠海(ただのうみ)町へはわずか六キロの距離である。政治・経済・社会・文化上最も関係の深い今治(いまばり)市へは約二四キロの距離にある。町の東方沖合には広島県生口(いくち)島、その南側には二〇〇―三〇〇メートルの鼻栗(はなぐり)(鼻繰)瀬戸を隔てて伯方(はかた)島がある。町の南側は一・五―二キロを隔てて大(おお)島、西側は山岳部をもって大三島町に接している。 上浦町かみうらまち 大分県:南海部郡上浦町面積:一五・六一平方キロ南海部郡の北東に位置し、北は津久見市、西は佐伯(さいき)市に接し、東から南は佐伯湾に面し、一部は日豊(につぽう)海岸国定公園に含まれている。長いリアス式の海岸線中に蒲戸(かまど)浦・福泊(ふくどまり)浦など半農半漁の集落が点在する。後背の細長い陸地は高平(たかひら)山(三四〇・八メートル)・彦(ひこ)岳(六三九・三メートル)などの山々が連なる山地で、平地はわずかである。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報