浅茅が宿(読み)アサジガヤド

デジタル大辞泉 「浅茅が宿」の意味・読み・例文・類語

あさじ‐が‐やど〔あさぢ‐〕【浅×茅が宿】

あさじうのやど」に同じ。
「―に昔をしのぶこそ、色好むとは言はめ」〈徒然・一三七〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「浅茅が宿」の意味・読み・例文・類語

あさじ【浅茅】 が 宿(やど)

  1. チガヤなどの生い茂って荒れ果てた家。浅茅生(あさじう)の宿。
    1. [初出の実例]「遠き雲井を思ひやり、浅茅がやどに昔を偲ぶこそ、色好むとはいはめ」(出典:徒然草(1331頃)一三七)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

部分連合

与野党が協議して、政策ごとに野党が特定の法案成立などで協力すること。パーシャル連合。[補説]閣僚は出さないが与党としてふるまう閣外協力より、与党への協力度は低い。...

部分連合の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android