日本歴史地名大系 「浅草花川戸町」の解説 浅草花川戸町あさくさはなかわどまち 東京都:台東区旧浅草区地区浅草花川戸町[現在地名]台東区花川戸(はなかわど)一丁目浅草材木(あさくさざいもく)町から浅草広小路続きの通りを隔てて北に続く日光道中沿いの両側町。東は大川(隅田川)、西は浅草寺地中と浅草南馬道(あさくさみなみうまみち)町。浅草材木町との間の道は大川に架かる大川橋(吾妻橋)へと続く。田園簿にみえる幕府領の豊島郡花川戸町の内。寛文新板江戸絵図には「ハナ川戸丁」と記されている。承応年中(一六五二―五五)には居屋敷三町二反余が浅草寺領となった。この町奉行支配の浅草寺領分の規模は東西四六間、南北は東側が一六九間、西側が一五七間。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by