浅藏五十吉(読み)あさくらいそきち

  • 1913―1998

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

陶芸家。石川県生まれ。本名浅藏与作。八幡高等小学校卒業。初代徳田八十吉、北出塔次郎に師事。九谷焼陶芸の第一人者。1952年(昭和27)『色絵方形水盤』、1955年『窯変交歓花器』でそれぞれ日展北斗賞、1957年『構成ノ美花器』で日展特選・北斗賞、1977年『釉彩華陽飾皿(ゆうさいかようかざりざら)』で日展内閣総理大臣賞、1981年『佐渡の印象』で日本芸術院賞を受賞。九谷焼の伝統的な技法に立脚しつつも、素材、釉薬、焼成法などに創意工夫を重ね独自の華麗な作風を確立した。日展顧問、日本現代工芸美術家協会副会長を歴任。1992年(平成4)文化功労者、1996年文化勲章を受章。平成10年4月9日没。

[編集部]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

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