日本歴史地名大系 「浜之畔村」の解説 浜之畔村はまのくりむら 長崎県:南松浦郡三井楽町浜之畔村[現在地名]三井楽町浜(はま)ノ畔郷(くりごう)現町域の南東部に位置し、浜ノ畔の入江に正淵(まさぶち)川が注ぐ。浜畔とも記され、「はまのくろ」ともよばれた。北部に八川(やつが)・後網、南西に収納小屋・桐(きり)ノ木(き)などがある。江戸時代は福江藩領三井楽掛に属する。慶長国絵図に浜之畔村とあり、高八二石余。慶安二年(一六四九)の肥前国道法帳によれば浜畔に一里山が築かれ、福江(ふくえ)湊から浜畔浦まで五里の船路であるという。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by