浜井川村(読み)はまいかわむら

日本歴史地名大系 「浜井川村」の解説

浜井川村
はまいかわむら

[現在地名]井川町浜井川

井川の下流に位置する羽州街道沿いの街村。南は飯塚いいづか(現飯田川町)に接し、北西今戸いまど村、東は北川尻きたかわしり村・小竹花こだけはな村に連なる。西の井川下流沿いに支郷荒屋敷あらやしき村がある。

延応元年(一二三九)の沙弥公蓮譲状案(肥前小鹿島文書)に「いてはのくにあいたのこほりのうち、ゆかはさはのうち、みなとならひにをかのしまのうち井のもり」、「吾妻鏡」同年一一月五日条に「出羽国秋田郡湯河湊」とある「ゆかは」「湯河」は浜井川を含む井川下流地域一帯に比定されている。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む