浜住村(読み)はまじゆうむら

日本歴史地名大系 「浜住村」の解説

浜住村
はまじゆうむら

[現在地名]福井市浜住町

免鳥めんどり村の西南三里浜さんりばま砂丘南端に位置し、北西は日本海に面する。慶長三年(一五九八)の越前国西方塩浜御検地帳(広浜家文書)みえる「はま中村」が前身と考えられるが、その村浜は一五一間、名請人は助左衛門、「しほかま 八ツ」とある。なお同帳には「くもて村」もみえ、村浜は四〇間、名請人は藤三郎、「しほかま 壱ツ」とあるが、同一一年頃の越前国絵図には「雲出浦」として高二九八・九〇一石が記される。正保郷帳で浜住村の名が出、高三〇八・四四四石。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android