日本歴史地名大系 「浜元村」の解説 浜元村はまむとうむら 沖縄県:沖縄島北部本部町浜元村[現在地名]本部町浜元(はまもと)・山川(やまがわ)ハマムトゥと発音する。浦崎(うらさち)村の南西、浜元(はまもと)川の河口部に位置し、西は海に面する。南は渡久地(とうぐち)村。古くは具志川(ぐしちやー)村と称した。現在の渡久地(とぐち)には具志川森グスクがあり、一帯が具志川村の故地だとみられている。万暦三五年(一六〇七)七月一五日の辞令書(仲村家文書)に「みやきせんまきりのくしかわのろ」とあり、今帰仁(なちじん)間切具志川ノロ職に元のノロの娘マカトウを任じ、合せてノロクモイ地として五〇ヌキ、四オホソの畑地(「くしかわはる」「によははる」「はまかわはる」「ほきはる」に所在)を与えている。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by