浦上家野村(読み)うらかみよのむら

日本歴史地名大系 「浦上家野村」の解説

浦上家野村
うらかみよのむら

[現在地名]長崎市昭和しようわ一―三丁目・文教町ぶんきようまち一―四丁目

本原もとばる村の東方にあり、浦上川が流れる。南北朝期に家野因幡権守公平の領知であったという。天正一五年(一五八七)長崎町・浦上村・家野村・外目そとめ村は公領(豊臣秀吉の直轄領)となるが、慶長一〇年(一六〇五)九月に長崎新町(外町)とその属邑、つまり長崎村内が幕府領になるに伴い浦上村・家野村・外目村は再び大村藩領になったという(「大村家記」など)。大村藩領向地むかえち地区に属する。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む