日本歴史地名大系 「浦上川」の解説 浦上川うらかみがわ 長崎県:長崎市浦上川長崎市街地北部を流れる二級河川。流路延長九・三六四キロ、流域面積三八・六三平方キロで、長崎市内で最長の河川。市域北東部の前(まえ)岳を水源とし、長与(ながよ)町境を西流、三川(みかわ)川・大井手(おおいで)川を合流するが、大井手川との合流地に浦上貯水池があり、上水道として利用される。それより南下して浦上地区を経て長崎港に注ぐ。江戸時代は流域に浦上村があり、享和二年(一八〇二)の長崎絵図では浦上村のうち竹久保(たけのくぼ)村と馬籠(まごめ)村の村域が河口部にあたり、新田が開かれている。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by