浦上川(読み)うらかみがわ

日本歴史地名大系 「浦上川」の解説

浦上川
うらかみがわ

長崎市街地北部を流れる二級河川。流路延長九・三六四キロ、流域面積三八・六三平方キロで、長崎市内で最長の河川。市域北東部のまえ岳を水源とし、長与ながよ町境を西流、三川みかわ川・大井手おおいで川を合流するが、大井手川との合流地に浦上貯水池があり、上水道として利用される。それより南下して浦上地区を経て長崎港に注ぐ。江戸時代は流域に浦上村があり、享和二年(一八〇二)の長崎絵図では浦上村のうち竹久保たけのくぼ村と馬籠まごめ村の村域が河口部にあたり、新田が開かれている。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む