浦上西村(読み)うらかみにしむら

日本歴史地名大系 「浦上西村」の解説

浦上西村
うらかみにしむら

[現在地名]長崎市大橋町おおはしまち三芳町みよしまち江里町えりまちみどり丘町おかまち白鳥町しらとりまち油木町あぶらきまち西町にしまちにしき一―三丁目・音無町おとなしまち清水町しみずまち若葉町わかばまち

本原もとばる村の北西に位置し、浦上川支流の岩屋いわや川が流れる。応永二六年(一四一九)四月二日の重通等連署状写(福田文書)にみえる「西之分小殿一疋」は当地に関連すると考えられる。江戸時代ははじめ幕府領で、慶長一〇年(一六〇五)より大村藩領、向地むかえち地区に属する。同一〇年の大村領内高目録に「浦上ノ内西村」とみえ、高二八七石余で、田二一町余・畠六町五反余、物成一五八石余。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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