浦原村(読み)うらばるむら

日本歴史地名大系 「浦原村」の解説

浦原村
うらばるむら

[現在地名]喜界町浦原うらはら 浦原・先山さきやま

嘉鉄はていとう村の東に位置し、南東部は海に面する。北東部の浦原と南西部の先山の二集落からなる。浦原は上島ういんしま、先山は下島さんしまともいう。両所の間の海岸寄りの茂みの中に琉球王国時代から営まれるヤバヤ(風葬墓)がある。荒木あらち間切のうちで、慶安元年(一六四八)生れの道嘉はわん村の浦原与人の女を母とするという(「勘樽金一流系図」奄美大島諸家系譜集)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android