日本歴史地名大系 「浦海」の解説 浦海うろうみ 長崎県:壱岐郡勝本町本宮村浦海[現在地名]勝本町 本宮仲触壱岐国にみえる中世の浦。「海東諸国紀」では壱岐一四浦の一つとして「于羅于未浦五十余戸」と記される。成宗二〇年(一四八九)「一岐洲浦海」の飯田出羽守源集が朝鮮王朝府に使者を送り、土宜を献上している(「朝鮮王朝実録」同年一一月癸未条)。源集は当地の住人で、同二三年などにも同様に通交している(同書同年正月壬癸辰条)。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報