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壱岐島 イキシマ

デジタル大辞泉の解説

いき‐しま【壱岐島】

《「いきのしま」とも》⇒壱岐

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朝日新聞掲載「キーワード」の解説

壱岐島

南北約17キロ、東西約15キロの人口約2万7千人の島。福岡市の約80キロ北西にあり、郷ノ浦港まではジェットフォイルで70分。ウニなどの海産物のほか、米やイチゴ、肉用牛など農畜産物にも恵まれ、「麦焼酎発祥の地」としても知られる。多くの古墳や遺跡が残り、2010年には原の辻遺跡を望む丘に壱岐市一支国(いきこく)博物館が開館して、島の歴史を伝えている。島内には壱岐高校のほか、壱岐商業高校がある。

(2017-11-25 朝日新聞 夕刊 1総合)

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百科事典マイペディアの解説

壱岐島【いきのしま】

旧国名。壱州とも。西海道に属し,現在長崎県壱岐島。《延喜式》に下国,2郡。朝鮮航路の要地として古くから重視される。《魏志倭人伝》に〈一支(一大)国〉とみえ,のち防人(さきもり)を置く。
→関連項目壱岐九州地方長崎[県]

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世界大百科事典 第2版の解説

いきのしま【壱岐島】

旧国名。現在の玄界灘上の島で,全島が長崎県壱岐郡。
【古代】
 対馬島とともに古くから日本と朝鮮間の海上交通の要衝として重視され,その名はすでに《魏志倭人伝》に〈一大(支)国〉として見え,対馬島よりも田地は広く,人口は3倍であったという。大化前代は壱岐県主に支配され,律令制下では石田・壱岐2郡を管して国に準ずる取扱いを受け,のちには名実ともに壱岐国と称された。《延喜式》では西海道に属する下国とされた。国府ははじめ壱岐郡に置かれたが,のちには石田郡に移され,壱岐直の氏寺をあてたとされる島分寺は壱岐郡に所在した。

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日本の地名がわかる事典の解説

〔長崎県〕壱岐島(いきしま)


壱岐島(いきのしま)

〔長崎県〕壱岐島(いきのしま)


九州北部の玄界灘(げんかいなだ)西部に浮かぶ島。北西は対馬(つしま)海峡、南東は壱岐水道に面する。面積133.9km2。付属する小島嶼群を含め全島で長崎県壱岐市に属する。台地状の島で、南部にある岳ノ辻(たけのつじ)(標高213m)が最高点。大小の湾入があり、海食崖(かいしょくがい)・海食洞や砂浜もみられる。古くから朝鮮半島との海上交通の要地で、1島で1国を構成した。大陸との交流を物語る原ノ(はらの)辻遺跡・元寇(げんこう)千人塚などがある。内陸の農業集落は「~触(ふれ)」名の語尾、海岸の漁業集落は「~浦(うら)」名の語尾をもつ。海岸の大部分は壱岐対馬国定公園に属し、海中公園も2ヵ所ある。西海岸に湯ノ本(ゆのもと)温泉・郷ノ浦温泉がわく。南東部に壱岐空港がある。「いきしま」とも読む。

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