浪人衆(読み)ろうにんしゅう

精選版 日本国語大辞典 「浪人衆」の意味・読み・例文・類語

ろうにん‐しゅうラウニン‥【浪人衆】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「ろうにんしゅ」とも )
  2. 浪人である人。
    1. [初出の実例]「因州伯州有事、依此牢人衆作州之堺」(出典蔭凉軒日録‐長享三年(1489)四月二五日)
  3. 本領を離れて他国に仕える者。
    1. [初出の実例]「俸祿を石高にて定めたることは、其起り浪人衆より出たり、浪人衆と云は、本領を離れて、他国に仕る者を云ふ、当時無祿人をいふ類には非ず」(出典:鈐録(1727)制賦)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ベートーベンの「第九」

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android