デジタル大辞泉 「浮れ出る」の意味・読み・例文・類語 うかれ・でる【浮(か)れ出る】 [動ダ下一]1 心がうきうきとして外へ出る。「春らしい陽気に―・でる」2 どこというあてもなく家を出る。「次第不動明王、娑婆の若衆にうっぽれて、路考じゃうどに―・でる」〈根無草・後・一〉 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「浮れ出る」の意味・読み・例文・類語 うかれ‐・でる【浮出】 〘 自動詞 ダ下一段活用 〙 [ 文語形 ]うかれ・づ 〘 自動詞 ダ下二段活用 〙 どこというあてもなしに家を出る。また、浮き立った気持で外へ出る。[初出の実例]「うらみつつ留むる人のなければや山時鳥うかれでてなく」(出典:班子女王歌合(893頃)六〇)「唐人も夕の月にうかれ出て〈芭蕉〉 古文真宝気のつまる秋〈信章〉」(出典:俳諧・桃青三百韻附両吟二百韻(1678)) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例