浮世巾着(読み)うきよきんちゃく

精選版 日本国語大辞典 「浮世巾着」の意味・読み・例文・類語

うきよ‐きんちゃく【浮世巾着】

  1. 〘 名詞 〙 元祿一六八八‐一七〇四)頃遊里で流行した、禿(かぶろ)などが持つ前腰に下げる巾着
    1. [初出の実例]「禿も一歩の四五十づつは浮世巾着(ウキヨキンチャク)に絶さずありぬ」(出典浮世草子・好色盛衰記(1688)三)

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