浮世比丘尼(読み)うきよびくに

精選版 日本国語大辞典 「浮世比丘尼」の意味・読み・例文・類語

うきよ‐びくに【浮世比丘尼】

〘名〙 売色を業とする尼姿の者。
浮世草子好色一代男(1682)三「此所売子、浮世比丘尼(ウキヨビクニ)のあつまり、朝にもらひためて夕にみなになし」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「浮世比丘尼」の意味・読み・例文・類語

うきよ‐びくに【浮世丘尼】

尼僧の形で売春をした者。
「この所も売り子、―のあつまり」〈浮・一代男・三〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android