浮世比丘尼(読み)ウキヨビクニ

デジタル大辞泉 「浮世比丘尼」の意味・読み・例文・類語

うきよ‐びくに【浮世丘尼】

尼僧の形で売春をした者。
「この所も売り子、―のあつまり」〈浮・一代男・三〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「浮世比丘尼」の意味・読み・例文・類語

うきよ‐びくに【浮世比丘尼】

  1. 〘 名詞 〙 売色を業とする尼姿の者。
    1. [初出の実例]「此所も売子、浮世比丘尼(ウキヨビクニ)のあつまり、朝にもらひためて夕にみなになし」(出典浮世草子好色一代男(1682)三)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android