日本歴史地名大系 「浮井村」の解説
浮井村
うけいむら
宇津七ヵ村の一。
慶長七年(一六〇二)幕府領となるが、寛文四年(一六六四)桑田郡内五二ヵ村とともに、園部藩領となる。元禄一三年(一七〇〇)丹波国郷帳によると、村高八二石余。明和七年(一七七〇)には本年貢の免率五割八分というが定免でなく、小物成として藪役銀六匁、山役銀五貫四六〇匁、網役銀四〇匁、松茸銀一匁、糠藁銀四匁三〇分が課せられている(大正一二年「京都府北桑田郡誌」)。
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報