浮牡丹(読み)うきぼたん

精選版 日本国語大辞典 「浮牡丹」の意味・読み・例文・類語

うき‐ぼたん【浮牡丹】

  1. 〘 名詞 〙 薄肉牡丹唐草浮文(うきもん)のある陶磁器中国の宋や明代初期の青磁に多い。浮牡丹手(うきぼたんで)
    1. [初出の実例]「昨日見た浮牡丹(ウキボタン)香炉」(出典:浄瑠璃・夏祭浪花鑑(1745)四)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞 実例 初出

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む