浮草生初む(読み)うきくさおいそむ

精選版 日本国語大辞典 「浮草生初む」の意味・読み・例文・類語

うきくさ【浮草】=生初(おいそ)む[=生(お)う]

  1. 七十二候一つ。陰暦三月中の第一候にいう。この頃から浮草が生え始める。《 季語・春 》
    1. [初出の実例]「萍(ウキクサ)(ヲヒ)そむる 月令 穀雨節の気候也」(出典俳諧・増山の井(1663)三月)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android