海の原(読み)ワタノハラ

デジタル大辞泉 「海の原」の意味・読み・例文・類語

わた‐の‐はら【海の原】

広い海。うなばら。
「―八十島かけて漕ぎ出でぬと人には告げよ海人あまの釣り舟」〈古今羇旅

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「海の原」の意味・読み・例文・類語

わた【海】 の 原(はら)

  1. ( 「わだのはら」とも ) ひろびろとした海。大海。うなばら。
    1. [初出の実例]「わたの原やそしまかけてこぎいでぬと人にはつげよあまのつり舟〈小野篁〉」(出典:古今和歌集(905‐914)羇旅・四〇七)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

2022年度から実施されている高校の現行学習指導要領で必修となった科目。実社会や実生活で必要となる国語力の育成を狙いとし、「話す・聞く」「書く」「読む」の3領域で思考力や表現力を育てる。教科書作りの...

現代の国語の用語解説を読む