共同通信ニュース用語解説 「海上連絡体制」の解説
海上連絡体制
艦船や航空機による偶発的な軍事衝突の発生を回避するため、2国間の防衛当局間で定める緊急の連絡体制。現場の当事者が直接連絡できる通信手段や回避行動のルールを事前に決める。日本は1993年にロシアとの間で海上事故防止協定を締結した。中国とは2007年4月、防衛当局間のホットライン(専用電話)設置を目指す方針で一致し、12年6月に基本合意した。しかし同年9月の日本政府による沖縄県・尖閣諸島の国有化に中国側が反発し、運用が開始されていなかった。
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