海塩(読み)かいえん

精選版 日本国語大辞典 「海塩」の意味・読み・例文・類語

かい‐えん【海塩】

〘名〙 海水から製した食塩。⇔山塩(さんえん)
※多識編(1631)一「海塩 今案志於乃祢里之於」

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デジタル大辞泉 「海塩」の意味・読み・例文・類語

かい‐えん【海塩】

海水から製した食塩。

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普及版 字通 「海塩」の読み・字形・画数・意味

【海塩】かいえん

海水の塩。

字通「海」の項目を見る

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世界大百科事典(旧版)内の海塩の言及

【塩法】より

…中国,漢代および唐の中期以降の歴代王朝が実施した塩の専売法とその取締法。中国の産塩地は,東部海岸(海塩),山西省解州の塩池(解塩),四川の地下塩(井塩),長城線以北の塩湖など多様であるが,広大な国土の割には地域的にかたよっている。そうした自然条件は塩の専売制を実施するのに好都合であった。…

【塩】より

…この機関が各地の塩を各地の元売さばき人に配給し,これを小売人が消費者に販売するという流通ルートが確立した。31年以降,工業用塩の需要が急速に増大するが,一般用塩は近海(関東州,華北,台湾)塩を主とし,工業塩は自己輸入制度によってソーダ工業会社が,世界各地から買い付け,最寄りの港湾や駅に臨時の塩引渡場所を特設して引き渡した。輸入塩の回送は前述の回送会社と大日本塩業(株)が分担した。…

※「海塩」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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