海外調達(読み)かいがいちょうたつ

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「海外調達」の意味・わかりやすい解説

海外調達
かいがいちょうたつ

企業がその活動に必要な原材料部品,あるいは製品労働力海外から調達すること。日本の場合,資源関連の原材料が不足しているため,いきおいその比率は高くなる。また,国際競争力を維持するために,部品などを海外で生産し,それを輸入して最終製品へと加工することもある。また近年では,貿易黒字削減のための一連の活動から,輸入促進の手段として海外から最終製品を輸入して,国内で販売する企業も出始めている。このような企業も含めて,海外調達比率は,ますます上昇すると予想される。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android