海後勝雄(読み)カイゴ カツオ

20世紀日本人名事典 「海後勝雄」の解説

海後 勝雄
カイゴ カツオ

昭和期の教育学者 元・福島大学学長;元・埼玉大学教授。



生年
明治38(1905)年3月11日

没年
昭和47(1972)年11月1日

出生地
茨城県水戸市

学歴〔年〕
東京文理科大学教育学科〔昭和7年〕卒

経歴
埼玉県熊谷中学校、千葉県長狭中学に勤めた後、昭和7年に東京文理大を卒業、東京市立忍岡高女に14年まで在職。その間、「教育における日本的性格」「陶冶様式論」を発表。21年中央教育研究所、25年に和光学園校長、27年埼玉大学教授となり、コア・カリキュラム連盟に入り教育課程改革運動にも取り組んだ。この間、27〜31年若手研究者を組織して「近代教育史」(全3巻)を刊行。41〜43年福島大学学長。著書に「教育科学入門」「教育哲学入門」、「海後勝雄教育論集」(全5巻)などがある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「海後勝雄」の解説

海後勝雄 かいご-かつお

1905-1972 昭和時代の教育学者。
明治38年3月11日生まれ。海後宗臣(ときおみ)の弟。昭和23年コア・カリキュラム連盟(のち日本生活教育連盟)の結成参加。和光学園校長をへて27年埼玉大教授,41年福島大学長。編著「近代教育史」は教育史研究の発展におおきな役割をはたした。昭和47年11月1日死去。67歳。茨城県出身。東京文理大卒。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

367日誕生日大事典 「海後勝雄」の解説

海後 勝雄 (かいご かつお)

生年月日:1905年3月11日
昭和時代の教育学者。福島大学学長
1972年没

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

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