海泉池(読み)かいずみいけ

日本歴史地名大系 「海泉池」の解説

海泉池
かいずみいけ

[現在地名]松原市阿保四丁目

かすみ池ともいう。南河内郡狭山さやま町の狭山池中樋なかひ筋の水をうけて洪積台地の浅く長い谷に、同郡美原みはら町の阿湯戸あゆど池・いま池、当市内の小治おじヶ池・樋野ひのヶ池・てら池・稚児ちごヶ池と帯状に不規則な形の池が連なり、端末が海泉池である。竪六六間・横六六間半・深さ平均四尺で、江戸時代阿保村と三宅みやけ村の立会池であった。水懸りは、享保(一七一六―三六)の頃三宅村二五町余・阿保村九町余・田井城たいじよう村二町余であった(「海泉池取替証文」妻屋家文書)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む