海洋ロケット(読み)かいようロケット

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「海洋ロケット」の意味・わかりやすい解説

海洋ロケット
かいようロケット

海底に打込んで土砂などの資料を採取し,自動的に浮き上がる無索採泥器。海底の土砂をとるには,採取器におもりをつけて降ろすとか,専用のボーリング機を使うなどの方法があるが,深海では使えない。海洋ロケットは以前はおもに大学研究所などで学術的に使われていたが,海洋開発の有望性を見込んで量産化の計画が進められたもの。日本で開発されているものは 200~300mの大陸棚で海底から 3mぐらいまでの土砂資料が採取できる。土中に打込まれたあと,逆推進力が働いて自動的に引抜かれ,同時に気球がふくらんで浮力がついて海上に浮ぶ仕組みである。

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