海羊歯(読み)うみしだ

精選版 日本国語大辞典 「海羊歯」の意味・読み・例文・類語

うみ‐しだ【海羊歯】

〘名〙 棘皮(きょくひ)動物クシウミシダ科の一種。またはウミシダ類に属する種類の総称植物のシダのような形をし中央の部分の中背板より、羽状の四〇本もの腕がのびている。腕の長さは一〇~一五センチメートルで、黒褐色、腕の背側と羽枝の末端は黄色。房総以南の浅海に多く、根のような巻枝で岩などに付着する。コマチ

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デジタル大辞泉 「海羊歯」の意味・読み・例文・類語

うみ‐しだ【海羊歯】

ウミユリ綱ウミシダ目の棘皮きょくひ動物の総称。外見シダに似て、羽状の腕が10~40本放射状に伸び、その下面に短い巻き枝がある。ニッポンウミシダ・オオウミシダなどすべて海産で、本州中部以南の暖海分布

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動植物名よみかた辞典 普及版 「海羊歯」の解説

海羊歯 (ウミシダ)

動物。棘皮動物

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