海軍棒(読み)かいぐんぼう

日本歴史地名大系 「海軍棒」の解説

海軍棒
かいぐんぼう

[現在地名]南大東村旧東

南大東村南大東島東岸の一部をさす。一八九二年(明治二五年)にこの島を調査した大日本帝国海軍が同年八月六日にこの地に標木を建てたことに由来する。のちコンクリート製に立替えられたが、第二次世界大戦中は撤去された。近年村の教育委員会が標木を設置。海軍棒を含む東海岸一帯はミズガンピ、オオソナレムグラ、アツバコク、ボロジノニシキソウなどが傾斜面の違いによって分布するなど、植生に特徴がある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む