淡路町切町(読み)あわじまちきれちよう

日本歴史地名大系 「淡路町切町」の解説

淡路町切町
あわじまちきれちよう

[現在地名]東区淡路あわじ町四丁目

東の淡路町二丁目との間に北鍋屋きたなべや町・中船場なかせんば町を挟み、心斎橋しんさいばし筋から淀屋橋よどやばし(御堂筋)まで。大坂三郷北組に属し、元禄一三年(一七〇〇)三郷水帳寄帳では屋敷数一九・役数二〇役で、うち年寄分一役が無役。年寄は大和屋介七。寛文一二年(一六七二)津村つむら町の分合があったとき、同町の一屋敷が当町に加えられた(安政三年「水帳」大阪市立中央図書館蔵)。安政三年(一八五六)には屋敷数二二・役数二〇役で、うち年寄分二分役・会所分一役が無役(安政三年「水帳」大阪市立中央図書館蔵)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

106万円の壁

会社員に扶養されるパートら短時間労働者は年収106万円以上になると厚生年金保険料などの負担が生じて手取りが減る。将来の年金額は手厚くなるが、働き控えを招く「壁」とされ、企業の人手不足の要因となる。厚...

106万円の壁の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android