大阪市中心部の難波―梅田を南北に走り、約4キロ、幅約44メートルの幹線道路。1923年に市長に就任した
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大阪市中心部を南北に通ずる幹線道路。北は大阪駅前の梅田の阪急百貨店から梅田新道交差点,大江橋,中之島,淀屋橋を経由して難波(なんば)の高島屋前に至る4.1kmの区間で,幅員43.6m,梅田新道交差点以南は南行き一方通行の6車線路。道路名称は沿道にある西本願寺津村別院(北御堂)と東本願寺難波別院(南御堂)に由来する。1925年からの都市計画事業で新設,拡幅されて37年に完成したが,その間に大阪で最初の市営地下鉄御堂筋線も開通し,それまでの堺筋に代わってメーンストリートとなり,両側の植樹帯のイチョウ並木は大阪市のシンボルとなった。街路の両側に銀行や大企業の本支店などの中高層ビルが建ち並び,都心のオフィス街を形成する。1970年の万国博関連事業として同年完成した新御堂筋によって北の千里ニュータウンと連絡している。梅田新道交差点には大阪道路元標が置かれて西日本の道路網の起点をなしている。
執筆者:服部 昌之
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大阪市の都心部を南北に貫く大阪を代表する幹線道路。南海電鉄難波駅(なんかいでんてつなんばえき)前から島之内(しまのうち)、船場(せんば)、中之島、堂島を通り、JR大阪駅に至る。延長約4キロメートル、幅44メートル。1937年(昭和12)完成。地下を地下鉄御堂筋線が走る。沿道に南御堂(東本願寺難波別院)と北御堂(本願寺津村別院)があるため名づけられた。沿道にイチョウ並木が植えられ、銀行、商社、各種会館、事業所の高層ビルが並ぶ。調和のある町並みを形成するため、建物に31メートルの高さ制限が設定されていたが、1995年(平成7)に制限は緩和された。1970年(昭和45)万国博覧会の開催にあたり、箕面(みのお)市芝まで北へ18.8キロメートルが延長され、新御堂筋(国道423号)とよばれる。
[樋口節夫]
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