深入山(読み)しんにゅうざん

日本大百科全書(ニッポニカ) 「深入山」の意味・わかりやすい解説

深入山
しんにゅうざん

広島県北西部、中国脊梁(せきりょう)山地にある山。標高1153メートル。山県(やまがた)郡安芸太田(あきおおた)町に属する。西中国山地国定公園域で、南麓(なんろく)には特別名勝三段(さんだん)峡がある。山麓800メートルの蔵座(くらざ)高原から登山道が通じる。ドーム状の山で登りやすく、山頂からは中国山地遠望が楽しめる。

[北川建次]


出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の深入山の言及

【戸河内[町]】より

…城跡西方にある古刹実際(じつさい)寺は大内義弘安堵状などを蔵する。恐羅漢(おそらかん)山(1346m),深入(しんにゆう)山(1153m)など高山が連なり,町域西半部は西中国山地国定公園に含まれ,三段峡(特名)などの景勝地がある。用材生産,シイタケ栽培が行われ,また県の電源地帯で発電所が多い。…

※「深入山」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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