深坂峠(読み)みさかとうげ

日本歴史地名大系 「深坂峠」の解説

深坂峠
みさかとうげ

信越国境の峠。標高一〇八〇メートル。西大滝にしおおたき(現飯山市大字照岡)から野々海ののみ川東方尾根を登り、標高八九五メートル地点で白鳥しらとりから登る道を併せ野々海池畔に至る。ここで野々海峠越え菖蒲しようぶ(現新潟県東頸城ひがしくびき大島おおしま村)へ通じる道を分岐、深坂峠頂上に至る。

越後側は急斜面を下り浦田うらだ(現新潟県東頸城郡松之山まつのやま町)に至り、松代まつだい(現新潟県東頸城郡松代町)直江津なおえつから外丸とまる(現新潟県中魚沼郡津南つなん町)に至る松之山往還と交わり柏崎かしわざき往還が柏崎市に至る。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報