深堀町(読み)ふかぼりちよう

日本歴史地名大系 「深堀町」の解説

深堀町
ふかぼりちよう

[現在地名]函館市深堀町・川原町かわはらちよう

昭和一一年(一九三六)から続く町。同年六月に亀田かめだ郡湯川村が湯川町となった時、旧大字下湯川村の字柏野かしわの・字寺野下てらのした・字寺ノ下てらのした・字芦堀あしぼりの各一部を中心に字芳堀よしぼりの一部を加えて、アシ(ヨシ)が生茂った湿地帯であったので深堀町とした(湯川町字地番改正調書)。同年の字深堀町の戸数四七(湯川沿革史)。同一四年に湯川町は函館市と合併し、函館市字深堀町となり、翌年同市深堀町となった。第二次世界大戦後、町域に国鉄(現JR)の職員住宅(現在はその多くが函館競馬場の駐車場となっている)が建設された。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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