深山茜蜻蛉(読み)みやまあかね

精選版 日本国語大辞典 「深山茜蜻蛉」の意味・読み・例文・類語

みやま‐あかね【深山茜蜻蛉】

  1. 〘 名詞 〙 トンボ目トンボ科の昆虫。体長三五ミリメートル、はねの長さ三〇ミリメートル内外。体は橙褐色をし、はねは前後ともに、先端近くに褐色の太い帯がある。雄は成熟すると美しい赤色になる。六~一〇月ごろ平地から低山地の水田湿原のゆるやかな流れにすむ。和名深山にすむ茜色をしたトンボの意だが、深山よりは里山のふもとに多い。日本各地、朝鮮、中国からヨーロッパにかけて広く分布する。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む