深岩村(読み)ふかいわむら

日本歴史地名大系 「深岩村」の解説

深岩村
ふかいわむら

[現在地名]鹿沼市深岩

南は上日向かみひなた村、北・西は笹原田ささはらだ村。日光山往古社領六十六郷の一つに「深谷郷」があり(日光山常行三昧堂新造大過去帳)、当地にあたると考えられる。慶安郷帳には「深谷村」とみえ(輪王寺本では深岩村)、田九九石余・畑五九石余、ほか観音領として三石。元禄郷帳には深岩村とみえ、高二二七石余。寛永一二年(一六三五)から阿部重次領、慶安元年(一六四八)武蔵岩槻藩領。元禄郷帳では旗本仁木と本多の相給。幕末両氏の相給で、仁木領一八六石余・本多領三七石余(旧高旧領取調帳)。天保九年(一八三八)の家数一八・人数七八(「諸商渡世向書上帳」鹿沼市立図書館蔵)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む