深戸村(読み)ふかどむら

日本歴史地名大系 「深戸村」の解説

深戸村
ふかどむら

[現在地名]美並村三戸みと 深戸

長良川左岸、下流相戸あいど村。正保郷帳に村名があり、田方一四石余・畑方一四三石余。寛文四年(一六六四)の遠藤常友大坂御加番の人足書(郡上郡史)に、小納戸長持の者として深戸村久八・久助がみえる。宝暦六年(一七五六)の郡上郡村高覚帳(鈴木文書)では家数三七(水呑四)、年貢米五六石余、そのほか高一一石余の貝付新田がある。安永二年(一七七三)の郡上領留記(大西文書)では下川筋川東に位置づける。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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