精選版 日本国語大辞典 「深深・沈沈」の意味・読み・例文・類語
しん‐しん【深深・沈沈】
[1] 〘形動タリ〙
① 奥深く静寂なさま。ひっそりと静まりかえっているさま。森森(しんしん)。
② 寒さ、痛みなどが、身にふかくしみとおるさま。
※俳諧・七番日記‐文化一四年(1817)八月「しんしんと心底寒し新坊主」
[2] 〘副〙 (一)②に同じ。
※童謡・クリスマスの晩(1933)〈北原白秋〉「僕はこごえて佇(た)ってます なにかしんしんしてきます」
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報