深谷やぐら群(読み)ふかやぐらぐん

日本歴史地名大系 「深谷やぐら群」の解説

深谷やぐら群
ふかやぐらぐん

[現在地名]横須賀市大矢部二丁目

大矢部おおやべの東の谷内にあり、現在は海上自衛隊火薬庫の所在地である。かつてこの谷内にあった円通えんつう寺について、「風土記稿」は山号は深谿山、本尊滝見観音、開基は三浦長門守為通、中興および改宗は大雅清音という。寺跡の背後の山腹尾根に近い高所に三浦為通・義継墓所といわれる大型岩窟があり、その下方に三浦党九十三騎墓と伝える計一八穴のやぐら(墳墓窟)がある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む