デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「清原マリア」の解説 清原マリア きよはらの-マリア ?-? 織豊時代の女性。細川忠興(ただおき)夫人ガラシャの侍女。キリスト教に入信した父清原枝賢(えだかた)の感化をうける。伴天連(バテレン)追放令下の天正(てんしょう)15年(1587)に受洗し,ついでガラシャの洗礼をたすけた。通称は小侍従,おいとの方。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例 Sponserd by
朝日日本歴史人物事典 「清原マリア」の解説 清原マリア 生年:生没年不詳 江戸前期のキリシタン。キリシタンとの宗論後に改宗した公卿清原枝賢の娘。「おイトの方」と呼ばれる。細川忠興夫人玉子(細川ガラシア)の侍女となり,天正15(1587)年G.セスペデスより大坂の教会において受洗,マリアと称する。同年玉子に自ら洗礼を授け,剃髪して玉子に貞潔を誓った。 (宮崎賢太郎) 出典 朝日日本歴史人物事典:(株)朝日新聞出版朝日日本歴史人物事典について 情報 Sponserd by