清後村
せいごむら
[現在地名]御殿場市清後
大堰村の西にある。村の南辺を馬伏川、北辺を竜良川が西から東へ流れ、集落は本村・向村・道下の三つに分れる。永禄一二年(一五六九)閏五月三日の伝北条家朱印状写(清水一岳氏所蔵文書)によれば、清水新七郎は北条家から葛山領の「清五郷」で一〇〇貫文などを与えられているが、一〇〇貫文という貫高には疑念が残る。慶長四年(一五九九)七月、横田村詮は「清後村百性中」に宛てて郷中法度(土屋家文書、以下断りのない限り同文書)を下している。
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報
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