共同通信ニュース用語解説 「宝永噴火」の解説
宝永噴火
江戸時代の1707年に富士山南東部の山腹で起きた大規模な爆発的噴火。南海トラフを震源とするマグニチュード8・6(推定)の宝永地震から49日後に発生し、約2週間続いたとされる。噴火による直接の死者の記録は残っていないが、現在の静岡県で家屋が燃えたほか、農地に積もった火山灰で深刻な不作に見舞われて餓死者が出た地域もあったという。火口から約100キロ離れた江戸でも数センチの火山灰が降り積もった。
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