デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「清悦」の解説 清悦 せいえつ 伝説上の老僧。東北地方につたわった「清悦物語」によれば,源義経の家臣で,義経が平泉衣川館にほろんだのちも不死の妙薬によって400年以上も長生きし,のち伊達氏にまねかれ,義経のことをものがたったという。通称は無名翁。号は気散。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例 Sponserd by
世界大百科事典(旧版)内の清悦の言及 【八百比丘尼】より …なお,若狭の八百比丘尼は,源平の盛衰をまのあたりに見,とくに修験者の姿に身をやつした義経・弁慶の一行が北国街道を下るのに出合った,と語ったとされている。義経の家臣の清悦もニンカンという魚を食べて400年も長生きし,義経のことを後に詳しく語ったと《清悦物語》にある。【宮田 登】。… ※「清悦」について言及している用語解説の一部を掲載しています。 出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」 Sponserd by