清水慶子(読み)シミズ ケイコ

20世紀日本人名事典 「清水慶子」の解説

清水 慶子
シミズ ケイコ

昭和期の評論家 元・日本子供を守る会常任理事。



生年
明治39(1906)年8月20日

没年
平成3(1991)年3月11日

出生地
東京

学歴〔年〕
東京女高師文科〔昭和5年〕卒

経歴
清水幾太郎と結婚後、約9年間女学校の教師。戦後夫と共に評論活動。昭和30年には「婦人公論誌上石垣綾子主婦論争消費者運動、母親運動、原水爆禁止運動などを背景に市民運動での主婦の力を評価した。37年創立の「日本子どもを守る会」の初代事務局長となって実践活動。31年日ソ親善視察団に参加、家庭裁判所調停委員を務めるなど、戦後女性文化人の一人として活躍した。35年以後は団体の役職、評論活動から退いた。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「清水慶子」の解説

清水慶子 しみず-けいこ

1906-1991 昭和時代後期の評論家。
明治39年8月20日生まれ。清水幾太郎の妻。昭和30年代に高揚した消費者運動,原水爆禁止運動などで活動する主婦を支援した。日本子どもを守る会の初代事務局長。平成3年3月11日死去。84歳。東京出身。東京女高師(現お茶の水女子大)卒。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

367日誕生日大事典 「清水慶子」の解説

清水 慶子 (しみず けいこ)

生年月日:1906年8月20日
昭和時代の評論家。日本子供を守る会常任理事
1991年没

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

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