清水正令の妻(読み)しみず・まさよしのつま

朝日日本歴史人物事典 「清水正令の妻」の解説

清水正令の妻

生年生没年不詳
戦国時代女性。夫は武将北条氏政の家臣。『比売鑑』によると,たいへん腕力が強く,米を背負った牛が断崖から足を踏みはずしているのを見るや,両手を牛の腹に差し入れて道に上げたという。また,息子も母の血を受けて腕力が強かったが,それを誇って傲慢無礼であるのを常に戒めたともいう。

(真下道子)

出典 朝日日本歴史人物事典:(株)朝日新聞出版朝日日本歴史人物事典について 情報

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android