清水谷恭順(読み)シミズダニ キョウジュン

20世紀日本人名事典 「清水谷恭順」の解説

清水谷 恭順
シミズダニ キョウジュン

大正・昭和期の仏教学者 浅草寺貫首。



生年
明治24(1891)年3月14日

没年
昭和54(1979)年8月8日

出生地
群馬県

学歴〔年〕
天台宗大学〔大正4年〕卒

学位〔年〕
文学博士〔昭和35年〕

主な受賞名〔年〕
仏教伝道功労賞

経歴
大正8年天台宗大学教授となり、15年大正大学の創設により教授に就任、昭和20年まで務めた。浅草寺では執事長となり、27年浅草寺住職、聖観音宗管長。密教事相の研究者で組織的台密史を樹立。昭和の初め「観音経講話」のラジオ放送を行い、仏教の大衆化に貢献した。著書に「天台の密教」「般若心経講話」「天台密教の成立に関する研究」などがある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

今日のキーワード

グレーゾーン解消制度

個々の企業が新事業を始める場合に、なんらかの規制に該当するかどうかを事前に確認できる制度。2014年(平成26)施行の産業競争力強化法に基づき導入された。企業ごとに事業所管省庁へ申請し、関係省庁と調整...

グレーゾーン解消制度の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android