清韓(読み)セイカン

関連語 文英清韓

精選版 日本国語大辞典 「清韓」の意味・読み・例文・類語

せいかん【清韓】

  1. 江戸初期の臨済宗の僧。東福寺住持伊勢三重県)の人。字(あざな)文英。号は不放子。韓長老と呼ばれた。碩学で、書にすぐれた。豊臣秀頼の命で撰した方広寺の鐘銘が、大坂の陣のきっかけとなった。元和七年(一六二一)没。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android